油分排水(食品・水産・食肉)が増え、ノルヘキ規制値オーバー、油分解・油処理・油除去など何らかの対策が必要に‥(ノルマルヘキサン【ノルヘキ】抽出物質対策)
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)が解決します!!
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)が解決します!!
TROUBLE
油(ノルマルヘキサン【ノルヘキ】抽出物質対策)の排水処理に、工場(食品・水産・食肉)で、浮上分離装置、凝集剤、油分解剤など費用がかかる。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置・設備)が解決します!!
ノルマルヘキサン(ノルヘキ)抽出物質、規制値オーバーが原因で油(食品・水産・食肉)が産業廃棄物となって会社の経営コストに響くし環境にも悪い。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置・設備)が解決します!!
溜まっている油(食品・水産・食肉)の流出トラブル。排水処理の水質が悪い、特にノルマルヘキサン(ノルヘキ)抽出物質=n-Hxの基準値がクリアできない。油分解・油処理・油分除去などで何かいい手はないか?
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置・設備)が解決します!!
Excess sludge
そもそも油・油脂(食品・水産・食肉)は排水処理(活性汚泥)装置の天敵(トラブルの元)です。油・油脂分が多いと排水処理の活性汚泥は機能しません。したがって従来の食品・水産・食肉などに対する排水処理技術では、まず油を分離する(グリーストラップ・浮上分離装置など)ことが重要でした。
しかし、油分を分離したのでは産廃量が増えて余計にコストがかかるし、油と水が混ざってエマルジョン化してしまったら分離さえできません。
そして油分(食品・水産・食肉)の混入で、活性汚泥(排水処理装置)は不調になり、ノルマルヘキサン(ノルヘキ)抽出物質の規制値オーバー、管理の大変さや、悪臭・臭気問題、産廃増加によるコストアップなど、様々なトラブル問題になってきました。
Reduction
まずは油分が多いトラブルを起こしている排水処理の原水の内訳の調査と現在の運転状況の確認を行う必要があります。
油対策(食品・水産・食肉)のため排水処理装置の水槽を増設する改造工事は莫大な費用や土地を必要とします。
油分が多い排水処理(食品・水産・食肉)の運転方法や散気装置をマイクロ・ナノバブル発生装置に変えることで、現状の水槽容量のまま、工場からの排出方法や運転方法、散気装置等の変更で油対策(食品・水産・食肉)の能力を上げられるケースを多く経験しています。
調整槽、油脂分離槽などにオゾンマイクロ・ナノバブル発生装置(排水処理装置)を投込み設置するだけでトラブルの定型的な事例である油・油脂処理(食品・水産・食肉)に革命を起こします。
油・油脂(食品・水産・食肉)は排水処理(活性汚泥)装置の天敵、トラブルの元です。油脂分が多いと活性汚泥は機能しません。管理の大変さや、臭気問題、スカム産廃増加、凝集剤、微生物製剤などによるコストアップなど、様々な問題になってきました。
そんな油分解・油処理・油分除去などのトラブルに関するお困りごとにお応えするのがOZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)です。オゾンマイクロ・ナノバブル処理により、油(主成分C,H)はCO2とH2Oに分解処理されます。一時的にスカムは発生しますが、油分・スカムは再溶解し産廃にはなりません。不飽和脂肪酸はもちろん、飽和脂肪酸でも固形化していなければ、分解できます。
従来のオゾンバブリング技術では、オゾンが溶解せずに空中に出ていくばかりで、ロスが多く、不飽和脂肪酸には多少の効果があっても、飽和脂肪酸には効果もなかったのが実情です。
油の分離処理(産廃発生)から分解処理(産廃ゼロ)に時代は変わろうとしています。
OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)は次世代の排水処理装置、排水の油・油脂処理のトラブル解決を可能にします。
オゾンマイクロ・ナノバブル効果で油・油脂処理(食品・水産・食肉)が可能で悪臭・臭気ゼロ。さらには余剰汚泥どころか、処理水自体のSSが殆ど発生せずに活性炭含有特殊担体ACBキャリア表面の好気性微生物と担体内部の通性嫌気性微生物の活性化により、水の浄化が可能な点がOZAC(オーザック)排水処理(排水処理装置)の特長です。
従来の排水処理装置のトラブルが解消できるマイクロ・ナノバブル+オゾン+活性炭含有特殊担体ACBキャリアが可能にした、まさに画期的な排水処理システム(排水処理装置)です。
排水処理(食品・水産・食肉)のお困りごと(トラブル)はオーザック(OZAC)排水処理システムで解決できます。
オーザック処理(排水処理装置) メリット①
オゾンファインバブルは、油・油脂分処理(n-Hxノルマルヘキサン抽出物(ノルヘキ)対策)、SS処理という従来、排水処理の天敵と呼ばれるターゲットに非常に効果的という特長があります。単純に考えて、油・油脂や例えばパルプのSSを構成する主な元素は何でしょうか?
そうC(炭素)とH(水素)です。オゾンファインバブル(排水処理装置)はOがO2に不安定な状態で結合したO3をファインバブル化させるため、このCとHにO3が激しく反応し、H2OとCO2に分解します。非常にシンプルです。悪臭・臭気も一切発生しません。
油は動物系の飽和脂肪酸と魚系の不飽和脂肪酸に分類され、オゾンは不飽和脂肪酸にしか効果がないとの記載もネット上にはありますが、全くそのようなことはありません。
高濃度オゾンを激しく撹拌してファインバブル化しているオーザック処理の場合、不飽和脂肪酸はもちろん、固形化していなければ飽和脂肪酸も、全く関係なく油脂分解が可能です。
現にオーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)実証プラントとして稼働している「長岡食肉センター」は食肉の飽和脂肪酸、n-Hx最大22,000mg/ℓを<5mg/ℓまでノートラブルで分解しています。
オゾンファインバブル発生装置は既存の排水処理設備に投げ込みで簡単に追加設置が可能なため、油脂分解やSS分解でお困りの工場はぜひ、ご採用いただきたいところです。
オーザック処理(排水処理装置) メリット②
OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)では、オゾンファインバブルの圧壊によるOHラジカル反応によって、排水中の有機物を直接物理的に分解するとともに悪臭・臭気・腐敗臭や色も同時に分解されます。排水処理特有の悪臭・臭気や着色といった問題は、オゾンファインバブルを使用したオーザック排水処理システム(排水処理装置)の場合にはほとんど気にならなくなります。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)実証プラントである新潟県長岡市にある「長岡食肉センター」などの排水処理設備では全く悪臭・臭気がなく、見学される方は皆驚かれます。
排水処理設備からの悪臭・臭気や排水の着色で、近隣の住民からのクレーム対策に頭を悩めている企業にとっては、既存の設備に投げ込んで、簡単に設置できるオゾンファインバブル処理、オーザック排水処理システム(排水処理装置)はまさに朗報となるでしょう。
従来の設備(排水処理装置)で悪臭・臭気問題で脱臭装置を導入している企業様も、オゾンファインバブル装置、オーザック処理を導入すれば脱臭装置の稼働は不要となります。活性炭のコストや電気代はカットされ、工場の維持管理費用の低減につながります。
オーザック処理(排水処理装置) メリット③
OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)は、排水処理の調整槽における前処理で、YJノズルを利用し、ファインバブルの圧壊とオゾンの相互作用によるOHラジカル反応によって、排水中の有機物を直接物理的に分解することで、微生物の介在なく有機物(BODやCOD)を大幅に低減します。
さらにオーザック排水処理システム(排水処理装置)では、活性炭含有特殊担体「ACBキャリア」の入る排水処理の生物処理槽(曝気槽)へ移行することで、ACBキャリアに含有される活性炭の作用によりオゾンを酸素に変化させます。高濃度の酸素供給がACBキャリアのマイクロポーラス内へ行われるため、微生物を通常の曝気以上に活性化させ分解性を高めます。またファインバブル水は浸透性が高まるという特徴を有します。
このオーザック排水処理システム(排水処理装置)の特徴を利用し、ACBキャリア内への処理水の侵入が従来の曝気法に対し増加し、キャリア深部の通性嫌気性菌の活性化をも可能にします。
この結果、オーザック排水処理システム(排水処理装置)では、担体表層の好気性微生物と担体内部の通性嫌気性微生物の両方が活性化し、有機物分解が促進され、更には両社が食物連鎖を起こす事でSSや汚泥の発生がさらに抑えられます。通性嫌気性菌は酸素を消費することなく、有機物を分解しますので非常に省エネです。流路内の激しい乱流と、その一方、オゾンファインバブルの圧壊作用によりSSや浮遊性の微生物が分解してしまうために汚泥は極小の状態で、沈殿槽を利用することなく、そのまま河川、水路、海域、下水放流が可能となります。
従来の水処理エンジニアリング会社が行ってきた汚泥減容化システムには、汚泥を可溶化するという自然環境に反する作為があり、うまく機能しなくなりますが、オーザック排水処理システム(排水処理装置)は自然そのものですので、機能を失うことはありません。
オーザック処理システムの実証プラントである、新潟県にある「長岡食肉センター」排水処理施設では、沈殿槽も汚泥処理も一切なく河川放流を実現しています。
設置後、約3年経過しトラブルもありません。この排水処理設備は見学が可能です。
オーザック処理(排水処理装置) メリット④
オーザック排水処理システム(排水処理装置)では、オゾンマイクロ・ナノバブル発生装置の調整槽への投入でBOD・ノルヘキ負荷を低減!
さらにオーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)の場合、OZAC(オーザック)排水処理システムは、既存の排水処理設備の調整槽や曝気槽などに投げ込みで簡単に追加設置が可能という点や、新設の場合、活性汚泥法など今まで排水処理設備と比較し、小規模な設備面積での対応が可能という点が特長です。
排水処理の前処理においてはオゾンとマイクロ・ナノバブルによる強力な酸化反応処理により、油・油脂・有機物を物理的に分解、活性汚泥法の調整槽に装置を投入するだけで前処理が可能になります。油・油脂は分解し、悪臭・臭気も一切発生しなくなります。
オーザック排水処理システム(排水処理装置)の場合、曝気槽には低濃度オゾン+空気・マイクロ・ナノバブル発生装置と活性炭含有特殊担体ACBキャリアを投入しますが、活性汚泥に比べ、余剰汚泥の発生が極端に少ない状態でも2~4倍程度の容積負荷が可能になるので、排水処理の曝気槽容積も小さくすることが可能です。逆に言えば、既設の活性汚泥処理、排水処理の曝気槽に対し、オゾンファインバブル発生装置YJノズル、ACBキャリアを槽に投げ込みオーザック処理に変更するだけで2~4倍の能力アップを可能にします。
またオーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)で使用されるファインバブル発生装置YJノズルは最大で10mの水深でも気体の自吸が可能ですので、従来のブロワによる水深5m程度の曝気以上に効率の良い深層曝気も可能となります。排水処理に必要な空気量を効率的に供給出来るため、曝気槽のブロワを減らして同様な効果が発揮でき、省エネにも寄与します。空気条件での酸素溶解効率は水深1mあたり約10%、水深5mであれば、なんと50%もの酸素溶解効率を達成します。
YJノズルを調整槽に投入することで、オゾン+マイクロ・ナノバブル装置を稼働できる
オーザック排水処理システム(排水処理装置)を実施することで、油処理、油脂対策などといったお困りごとを解決できた事例を紹介します。
A)油脂分解(飽和脂肪酸)・ノルヘキサン改善実績
産廃汚泥ゼロ、沈殿槽無しで河川放流
「長岡食肉センター」OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)
食肉加工を専門に行う新潟県長岡市に本社工場を有する「株式会社長岡食肉センター」から排出される工場排水は、屠殺された豚の内蔵等を解体・洗浄・煮沸する際に出る油脂分や、血液が混入するため、河川放流が難しい状況であった。悪臭・臭気問題もあり、カラスの大群やタヌキが集まってくるありさまであった。このため、排水の基準値をクリアーするためには、油処理のため浮上分離前処理および標準活性汚泥法による従来型の大規模な排水処理施設を作る必要があった。
しかし、同社の敷地面積は大規模な施設を作るには小さく、従来の排水処理プラントは設置が不可能であり、小規模で、より高効率かつ悪臭・臭気の発生しない排水処理システムを建設する必要があった。
敷地面積が狭く、排水処理で必要な調整槽や浮上分離装置、沈殿槽を設置するスペースが無いことから、現在までに弊社が培ってきた技術を基に、オゾンとマイクロ・ナノバブル、更に活性炭含有特殊担体ACBキャリアを活用し、脱水汚泥を出さずに排水する高性能な排水処理システムを開発することを念頭に設計を進めた。「オーザック排水処理システム(排水処理装置)はこのような経緯で誕生した。オゾンマイクロ・ナノバブル効果により、油・油脂分解が可能で悪臭・臭気が全くと言っていいほど発生しない点も大きな特長である。
第一号プラント 長岡食肉センター廃水処理施設の場合
調整槽なし⇒オゾン反応槽⇒スポンジ担体曝気槽⇒沈殿槽なし⇒放流
通常BOD | 500(最大値11,000)mg/ℓ |
---|---|
通常COD | 100(最大値150)mg/ℓ |
通常SS | 540(最大値14,000)mg/ℓ |
通常n-Hx | 220(最大値22,000)mg/ℓ |
BOD | 23 mg/ℓ |
---|---|
COD | 17 mg/ℓ |
SS | 16 mg/ℓ |
n-Hx | < 5 mg/ℓ |
オーザック排水処理システム(排水処理装置)は、排水処理の原水槽から出た廃水をオゾン反応槽で前処理を行い、最も強力な酸化力を有するオゾンが大量のOHラジカルを発生して、有機物を分解、次の生物処理槽で微生物が有機物を捕食する際に、分解しやすくする効果も兼ね備える。また場合によっては中間生成物が発生して浮上分離するものの、再溶解し分解が可能です。また、積極的にこれを取り除くことでより浄化効率を上げることも可能です。オーザック排水処理システム(排水処理装置)の場合、オゾンマイクロ・ナノバブルによる元からの消臭効果で臭気は殆ど発生しません。
次に排水処理のオゾン反応槽でオゾンマイクロ・ナノバブルにより、有機物分解が促進された廃液が、活性炭含有スポンジ担体生物処理槽へ移行。オゾンはそのほとんどが分解されており、活性炭含有特殊スポンジ担体生物処理槽の微生物に悪影響を与えることは全くない。それどころか本OZAC処理法では生物処理槽でも積極的にオゾンをマイクロ・ナノバブル化させて、フリーラジカルによる分解、活性炭触媒機能によるスポンジ表面でのオゾン⇒純酸素への変換効果により、純酸素を供給された微生物は活性炭担体において、より極限まで活性化する。
排水処理でのオゾンは数時間程度の残存する場合があるが、活性炭の作用によりオゾン⇒純酸素に変化し、純酸素供給がマイクロポーラス内で行われるため、むしろここで微生物が通常の曝気以上に活性化し分解性を高めることになる。
オーザック排水処理システム(排水処理装置)特有のマイクロ・ナノバブル水は浸透性があがるという大きな特徴がある。この活性炭含有スポンジ担体の表面には上記のように極限に活性化した好気性微生物が大量に発生するが、この担体の中心部や内部には、実は通性嫌気性菌も繁殖している。この通性嫌気性菌は通常の曝気水では殆ど仕事を行わないのに対し、マイクロ・ナノバブル水の場合は水の抵抗が減り、浸透性が高まるため、その担体内部まで水が浸入しやすくなり、侵入し接触するようになる。オーザック排水処理システム(排水処理装置)の場合、この結果として、マイクロ・ナノバブルが通性嫌気性菌を刺激することにより、通性嫌気性菌も活性化、この結果として好気性菌と通性嫌気性菌の両方が活性化し、食物連鎖をおこすためSSや汚泥の発生がさらに抑えられるという仕組みである。
このスポンジ担体生物処理槽への曝気をYJノズルのマイクロ・ナノバブルでおこなうと、流路内の激しい乱流と、その圧壊作用によりSSが分解してしまうと同時に低濃度オゾンマイクロ・ナノバブルの作用により、浮遊性の微生物活動は阻害される結果、処理水にはMLSSが殆ど発生せず、ほぼそのままでの放流が可能となる。オーザック排水処理システム(排水処理装置)では、油・油脂が完全に分解処理され悪臭・臭気が派生していないのはいうまでもない。
・2016.11
長岡食肉センターより、排水処理改善(排水処理装置の採用)の相談を受け、調査を開始。
・2016.12~2017.2
オゾン+マイクロ・ナノバブル+活性炭担体による技術開発と共に、高効率な排水処理システムの提案を行い、基礎データ蓄積のためのラボ試験や新たな設備設計を行い、見積書を提出する。オーザック排水処理システム(排水処理装置)の誕生。
・2017.6
契約書を締結
・2017.10
工事着工~第1号機を納入
・2017.11
設備稼働~引き渡し
・2018.6
新潟県水質基準合格
・2019.9
最新水質検査結果
以下の通り、基準値を大幅に下回っている。
〇最新の公的水質検査データ
B)某水産大手工場 OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)
オーザック排水処理システム(排水処理装置)を実施することで、油・油脂分解処理による廃水処理の水質改善効果が発揮され、お困りごとを解決できた事例を紹介します。
1.試験目的
オゾン+マイクロ・ナノバブル装置による実証試験によって、水産業排水処理(油・油脂分解)の安定化と負荷軽減の効果を検証する。
2.試験期間
2018年10月31日(水)~11月28日(水)
2-1.工程表
項目 | 10月 | 11月 |
取付工事 | 30~31日 | |
運転期間 | 1日~28日 | |
撤去工事 | 29日 |
3.試験場所 排水処理施設
オゾンマイクロ・ナノバブル設置 3週間後
BOD | 3100mg/l |
---|---|
COD | 1800mg/l |
SS | 320mg/l |
n-Hx | 280mg/l |
BOD | 1250mg/l |
---|---|
COD | 1120mg/l |
SS | 183mg/l |
n-Hx | 148mg/l |
BOD | 52%除去 |
---|---|
COD | 38%除去 |
SS | 42%除去 |
n-Hx | 48%除去 |
BOD<1ppm、COD 5ppm、n-Hx<2.5ppm まで下がった。
C)某加工食品大手工場 OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)実施例
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)を実施することで、油・油脂分解処理による廃水処理の水質改善効果が発揮され、お困りごとを解決できた事例を紹介します。
1)はじめに
茨城県内 加工食品製造 工場様、排水処理について、
による廃液性状の変化について現地工場にて試験を行った。
2)実験日時
O3+MB処理=2020年 3月12日(木)~23日(月)の10日間後に採取
O3+MB処理=2020年 3月24日(月)~31日(火)の18日間後に採取
ACBキャリア処理=3月31日(火)~4月6日(月)の7日間後に採取
3)実地試験場所
茨城県 加工食品製造 工場様 排水処理施設内
4)実施試験社
エンバイロ・ビジョン株式会社
5)試験条件
排水量:通常の排水処理量を維持
・試験構成装置
6)試験結果
№ | 経過時間
[h] |
採取
時刻 |
pH | BOD
[mg/L] |
COD
[mg/L] |
SS
[mg/L] |
n-Hex
[mg/L] |
備 考 | |
1 | 原水 | 15:00 | 5.9 | 450 | 280 | 400 | 66 | 3月23日採取 | |
2 | O3+MB 10d | 17:00 | 6.5 | 270 | 130 | 170 | 32 | 3月23日採取 | |
3 | ACB 7d | 11:00 | 8.5 | <1.0 | 15 | <10 | <2.5 | 無色透明 |
7)観察
8)考察
また貴社の処理槽はA処理槽(オゾンマイクロナノバブル設置済)、B処理槽(オゾン無し)の2系統となっているが、各系統の汚泥発生割合は以下の通り
オゾンマイクロナノバブルを導入した系統は、未導入の系統や本系統導入。以前に比べ、余剰汚泥発生量が約1/7までに減少している。
曝気槽の汚泥(MLSS)濃度ですが、以下の通り、A処理(オゾンマイクロナノバブル導入ライン)のほうが、負荷がオゾンマイクロナノバブル前処理で減少しているため、未導入のB処理に比べ、汚泥濃度が大幅に減少していることがわかる。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)のオゾンマイクロナノバブルを導入した系統は、未導入の系統に比べ汚泥濃度が約6割も減少し、半分以下の濃度となっている。
上記はオーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)の実証プラント「長岡食肉センター」のフロー図です。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)の場合、調整槽に設置された汚水でも目詰まりのないファインバブル発生装置YJノズルから、オゾン+マイクロ・ナノバブル(ウルトラファインバブル)を放出させ、最も強力な酸化力を有するオゾンが大量のOHラジカルを発生し、バブルの圧壊作用とあいまって有機物を物理的に分解します。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)では、オゾンファインバブルにより分解が促進された廃液が、活性炭含有スポンジ担体が敷設された曝気槽へ移行。担体に含有される活性炭の作用によりオゾンファインバブルが酸素に変化し、高濃度純酸素供給が担体のマイクロポーラス内で行われるため、通常の曝気以上に微生物が活性化し分解性を高めます。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)で使用されるファインバブルは水の浸透性を高める効果があり、この結果、担体表層の好気性微生物と担体内部の通性嫌気性微生物の両方が活性化し、有機物分解が促進され、更には両社が食物連鎖を起こす事でSSや汚泥の発生がさらに抑えられます。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)では、流路内の激しい乱流と、その一方、オゾンファインバブルの圧壊作用によりSSや浮遊性の微生物が分解してしまうために汚泥は極少の状態で、沈殿槽を介さず、そのまま河川、水路、海域、下水放流が可能となります。
Continue
今回のようなケースでは排水処理の運転状況が良くなっても、それを継続させるためのシステム化された排水処理設備が重要です。
また油分を処理するために凝集剤や微生物製剤、余剰汚泥など高いランニングコストが発生しないことが重要です。OZAC(オーザック)排水処理システムは低い電力費だけで、汚泥が減容されるのにもかかわらず、油・油脂分解能力に優れ、安定した運転が可能になります。
今回ご紹介した内容について、またはその他、排水処理についてのお悩みはエンバイロ・ビジョンにお問い合わせください。
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