臭気・悪臭(脱臭・消臭・硫化水素問題)が排水処理から発生、近隣からのクレームで困っている。
排水処理設備のブロワーからの騒音で苦情が…。
臭気・悪臭・脱臭、消臭・騒音対策‥。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置・設備)が解決します!!
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置・設備)が解決します!!
TROUBLE
悪臭・臭気(硫化水素など)脱臭、消臭などで、排水処理に関わる苦情が多い。
オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置・設備)がトラブルを解決します!!
排水・汚水処理施設や大型浄化槽での負荷が過剰で悪臭・臭気が目立ってきた。
脱臭、消臭のお悩みをオーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置・設備)が解決します!!
悪臭・臭気(硫化水素など)が苦情の原因!側溝・排水溝・ドブ川の悪臭がひどい‥(排水処理からの悪臭・臭気が原因、脱臭、消臭対策などが必要)
脱臭、消臭のお悩みをオーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置・設備)が解決します!!
悪臭・臭気(硫化水素など)が排水処理で発生するため他社の脱臭、消臭装置や脱臭剤、消臭剤を使用しているが、ランニングコストが高い…そういえば脱臭、消臭装置のイニシャルも高かった…。
脱臭、消臭のお悩みをオーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置・設備)が解決します!!
Excess sludge
そもそも排水処理において臭気・悪臭の原因(硫化水素など)=もとから断つ技術が従来、ありませんでした。悪臭・臭気に蓋をする脱臭、消臭装置がその代表です。OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置・設備)は違います。
悪臭、臭気などトラブルの原因になっている排水処理の調整槽にオゾンマイクロ・ナノバブル処理を行うことで、悪臭・臭気(硫化水素など)は全く発生しません。排水処理設備の槽底すみずみまで、酸素やオゾンをきっちり送り込める技術が今までなかったのです。したがって、従来は脱臭装置、消臭装置など排水処理で発生してしまった悪臭・臭気を隠す技術ばかりでした。まさに臭いものには蓋をする技術しかありませんでした。脱臭設備や消臭設備、脱臭剤、消臭剤、そんなことに多大なコストをかけるべきではない。
脱臭、消臭対策としてのOZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置・設備)のオゾンマイクロ・ナノバブル処理技術は排水処理の悪臭・臭気(硫化水素など)を元から完全に絶ち、工場に利益をもたらします。
Reduction
トラブルになっている臭気(悪臭)対策のため、まずは排水処理の原水の内訳の調査と現在の運転状況の確認を行う必要があります。
排水処理設備に悪臭・臭気対策(トラブル)として脱臭装置を増設する改造工事は莫大な費用や土地を必要とします。悪臭・臭気対策の脱臭剤のランニングコストは塵も積もれば、すごい金額になります。
悪臭・臭気(硫化水素など)トラブル対策用に脱臭装置・設備を設けることなく、排水処理の運転方法や散気装置をオゾンマイクロ・ナノバブル処理に変えることで、現状の水槽容量のまま、工場からの悪臭・臭気をもとから除去できるケースを多く経験しています。
排水処理設備のトラブルの典型的な事例である脱臭、悪臭対策で失敗例はありません。
排水処理のお困りごと(トラブル)はオーザック(OZAC)排水処理システムで解決できます。
オゾンマイクロ・ナノバブル効果で悪臭・臭気(硫化水素など)ゼロ。さらには余剰汚泥どころか、処理水自体のSSが殆ど発生せずに活性炭含有特殊担体ACBキャリア表面の好気性微生物と担体内部の通性嫌気性微生物の活性化により、悪臭・臭気ゼロで水の浄化が可能な点がOZAC(オーザック)排水処理(排水処理装置・設備)の特長です。
マイクロ・ナノバブル+オゾン+活性炭含有特殊担体ACBキャリアが可能にした、まさに画期的な悪臭・臭気が一切発生しない排水処理システム(排水処理装置・設備)です。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備) メリット①
悪臭・臭気対策のため、OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置・設備)では、オゾンファインバブルの圧壊によるOHラジカル反応によって、排水中の有機物を直接物理的に分解するとともに悪臭・臭気・腐敗臭や色も同時に分解されます。排水処理特有の悪臭・臭気や着色といった問題は、オゾンファインバブルを使用したオーザック処理の場合にはほとんど気にならなくなります。
実証プラントである新潟県長岡市にある「長岡食肉センター」などの排水処理設備では全く悪臭・臭気がなく、見学される方は皆驚かれます。
排水処理設備からの悪臭・臭気や排水の着色で、近隣の住民からのクレーム対策に頭を悩めている企業にとっては、既存の設備に投げ込んで、簡単に設置できるオゾンファインバブル処理、オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)はまさに朗報となるでしょう。
従来の設備で悪臭・臭気問題で脱臭装置を導入している企業様も、オゾンファインバブル装置、オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)を導入すれば脱臭装置の稼働は不要となります。活性炭のコストや電気代はカットされ、工場の維持管理費用の低減につながります。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備) メリット②
悪臭・臭気(硫化水素など)対策・脱臭装置の決定版!OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)は、排水処理の調整槽における前処理で、YJノズルを利用し、ファインバブルの圧壊とオゾンの相互作用によるOHラジカル反応によって、排水中の有機物を直接物理的に分解することで、微生物の介在なく有機物(BODやCOD)を大幅に低減します。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、さらに活性炭含有特殊担体「ACBキャリア」の入る排水処理の生物処理槽(曝気槽)へ移行することで、ACBキャリアに含有される活性炭の作用によりオゾンを酸素に変化させます。高濃度の酸素供給がACBキャリアのマイクロポーラス内へ行われるため、微生物を通常の曝気以上に活性化させ分解性を高めます。またファインバブル水は浸透性が高まるという特徴を有します。悪臭・臭気(硫化水素など)が発生するわけがありません。
この特徴を利用し、オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、ACBキャリア内への処理水の侵入が従来の曝気法に対し増加し、キャリア深部の通性嫌気性菌の活性化をも可能にします。
この結果、オーザック排水処理システム(排水処理装置)では、悪臭・臭気(硫化水素など)発生もなく担体表層の好気性微生物と担体内部の通性嫌気性微生物の両方が活性化し、有機物分解が促進され、更には両社が食物連鎖を起こす事でSSや汚泥の発生がさらに抑えられます。通性嫌気性菌は酸素を消費することなく、有機物を分解しますので非常に省エネです。YJノズルの流路内の激しい乱流と、その一方、オゾンファインバブルの圧壊作用によりSSや浮遊性の微生物が分解してしまうために汚泥は極小の状態で、沈殿槽を利用することなく、悪臭・臭気問題とは無縁で、そのまま河川、水路、海域、下水放流が可能となります。
従来の水処理エンジニアリング会社が行ってきた排水処理の汚泥減容化システムには、汚泥を可溶化するという自然環境に反する作為があり、うまく機能しなくなりますが、オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)は自然そのものですので、排水処理の機能を失うことはありません。
オーザック排水処理システム(排水処理装置)の実証プラントである、新潟県にある「長岡食肉センター」排水処理施設では、沈殿槽も汚泥処理も一切なく河川放流を実現しています。
設置後、2年以上経過しトラブルもありません。この排水処理設備は見学が可能です。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備) メリット③
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)で使用するオゾンファインバブルは悪臭・臭気対策に優れるだけでなく、油分処理(ノルヘキ対策)、SS処理という従来、排水処理の天敵と呼ばれるターゲットに非常に効果的という特長があります。
例えば単純に考えて、油や例えばパルプのSSを構成する主な元素は何でしょうか?
そうC(炭素)とH(水素)です。オゾンファインバブルはOがO2に不安定な状態で結合したO3をファインバブル化させるため、このCとHにO3が排水処理設備内で激しく反応し、H2OとCO2に分解します。非常にシンプルです。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、油は動物系の飽和脂肪酸と魚系の不飽和脂肪酸に分類され、オゾンは不飽和脂肪酸にしか効果がないとの記載もネット上にはありますが、全くそのようなことはありません。
高濃度オゾンを激しく撹拌してファインバブル化しているオーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)の場合、不飽和脂肪酸はもちろん、固形化していなければ飽和脂肪酸も、全く関係なく油脂分解が可能です。
現に実証プラントとして稼働している「長岡食肉センター」の排水処理設備では食肉の飽和脂肪酸、n-Hx最大22,000mg/ℓを<5mg/ℓまで悪臭・臭気も一切なくノートラブルで分解しています。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)で使用される悪臭・臭気(硫化水素など)問題のないオゾンファインバブル発生装置は既存の排水処理設備に投げ込みで簡単に追加設置が可能なため、油脂分解やSS分解でお困りの工場はぜひ、排水処理設備にご採用いただきたいところです。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備) メリット④
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、オゾンマイクロ・ナノバブル発生装置の排水処理の調整槽への投入でBOD負荷を低減可能です。
OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置・設備)は、既存の排水処理設備の調整槽や曝気槽などに投げ込みで簡単に追加設置が可能という点や、新設の場合、活性汚泥法など今まで排水処理設備と比較し、小規模な設備面積での対応が可能という点が特長です。
排水処理の前処理においてはオゾンとマイクロ・ナノバブルによる強力な酸化反応処理により、有機物を物理的に分解、活性汚泥法の調整槽に装置を投入するだけで前処理が可能になります。悪臭・臭気も一切発生しなくなります。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、曝気槽には低濃度オゾン+空気・マイクロ・ナノバブル発生装置と活性炭含有特殊担体ACBキャリアを投入しますが、活性汚泥に比べ、余剰汚泥の発生が極端に少ない状態でも2~4倍程度の容積負荷が可能になるので、排水処理の曝気槽容積も小さくすることが可能です。逆に言えば、既設の活性汚泥処理、排水処理の曝気槽に対し、オゾンファインバブル発生装置YJノズル、ACBキャリアを槽に投げ込みオーザック処理に排水処理を変更するだけで2~4倍の能力アップを可能にします。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)で使用するファインバブル発生装置YJノズルは最大で10mの水深でも気体の自吸が可能ですので、従来のブロワによる水深5m程度の曝気以上に効率の良い深層曝気も可能となります。排水処理に必要な空気量を効率的に供給出来るため、曝気槽のブロワを減らして同様な効果が発揮でき、省エネにも寄与します。空気条件での酸素溶解効率は水深1mあたり約10%、水深5mであれば、なんと50%もの酸素溶解効率を達成します。
YJノズルを調整槽に投入することで、オゾン+マイクロ・ナノバブル装置を稼働できる
『排水処理システム「OZAC」』を実施することで、排水処理に関するお困りごとを解決できた事例を紹介します。
A)悪臭・臭気改善 汚泥減容実績 産廃汚泥ゼロ、沈殿槽無しで河川放流
「長岡食肉センター」OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置・設備)
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)が採用された食肉加工を専門に行う新潟県長岡市に本社工場を有する「株式会社長岡食肉センター」から排出される工場排水は、屠殺された豚の内蔵等を解体・洗浄・煮沸する際に出る油脂分や、血液が混入するため、河川放流が難しい状況であった。悪臭・臭気問題もあり、カラスの大群やタヌキが集まってくるありさまであった。このため、排水の基準値をクリアーするためには、油処理のため、浮上分離前処理および標準活性汚泥法による従来型の大規模な排水処理施設を作る必要があった。
しかし、同社の敷地面積は大規模な施設を作るには小さく、従来の排水処理プラントは設置が不可能であり、小規模で、より高効率かつ悪臭・臭気の発生しない排水処理システムを建設する必要があった。オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)だからこそ、設置でっきた実績ということが言える。
〇開発の目標(オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)の誕生!)
敷地面積が狭く、排水処理で必要な調整槽や浮上分離装置、沈殿槽を設置するスペースが無いことから、現在までに弊社が培ってきた技術を基に、オゾンとマイクロ・ナノバブル、更に活性炭含有特殊担体を活用し、脱水汚泥を出さずに排水する高性能な排水処理システムを開発することを念頭に設計を進めた。オゾンマイクロ・ナノバブル効果により、悪臭・臭気が全くと言っていいほど発生しない点も大きな特長である。
第一号プラント 長岡食肉センター廃水処理施設の場合
調整槽なし⇒オゾン反応槽⇒スポンジ担体曝気槽⇒沈殿槽なし⇒放流
通常BOD | 500(最大値11,000)mg/ℓ |
---|---|
通常COD | 100(最大値150)mg/ℓ |
通常SS | 540(最大値14,000)mg/ℓ |
通常n-Hx | 220(最大値22,000)mg/ℓ |
BOD | 23 mg/ℓ |
---|---|
COD | 17 mg/ℓ |
SS | 16 mg/ℓ |
n-Hx | < 5 mg/ℓ |
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、排水処理の原水槽から出た廃水をオゾン反応槽で前処理を行い、最も強力な酸化力を有するオゾンが大量のOHラジカルを発生して、有機物を分解、次の生物処理槽で微生物が有機物を捕食する際に、分解しやすくする効果も兼ね備える。また場合によっては中間生成物が発生して浮上分離するこのの、再溶解し分解が可能です。また、積極的にこれを取り除くことでより浄化効率を上げることも可能です。オゾンマイクロ・ナノバブルによる元からの消臭効果で臭気は殆ど発生しません。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、次に排水処理のオゾン反応槽でオゾンマイクロ・ナノバブルにより、有機物分解が促進された廃液が、活性炭含有スポンジ担体生物処理槽へ移行。オゾンはそのほとんどが分解されており、活性炭含有特殊スポンジ担体生物処理槽の微生物に悪影響を与えることは全くない。それどころか本オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、生物処理槽でも積極的にオゾンをマイクロ・ナノバブル化させて、フリーラジカルによる分解、活性炭触媒機能によるスポンジ表面でのオゾン⇒純酸素への変換効果により、純酸素を供給された微生物は活性炭担体において、より極限まで活性化する。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、排水処理でのオゾンは数時間程度の残存する可能性があるが、活性炭の触媒作用によりオゾン⇒純酸素に変化し、純酸素供給がマイクロポーラス内で行われるため、むしろここで微生物が通常の曝気以上に活性化し分解性を高めることになる。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)において、マイクロ・ナノバブル水の浸透性があがるという大きな特徴がある。この活性炭含有スポンジ担体の表面には上記のように極限に活性化した好気性微生物が大量に発生するが、この担体の中心部や内部には、実は通性嫌気性菌も繁殖している。この通性嫌気性菌は通常の曝気水では殆ど仕事を行わないのに対し、マイクロ・ナノバブル水の場合は水の抵抗が減り、浸透性が高まるため、その担体内部まで水が浸入しやすくなり、侵入し接触するようになる。この結果として、マイクロ・ナノバブルが通性嫌気性菌を刺激することにより、通性嫌気性菌も活性化、この結果として好気性菌と通性嫌気性菌の両方が活性化し、食物連鎖をおこすためSSや汚泥の発生がさらに抑えられるという仕組みである。
オーザック排水処理システム(排水処理装置・設備)では、このスポンジ担体生物処理槽への曝気をYJノズルのマイクロ・ナノバブルでおこなうと、流路内の激しい乱流と、その圧壊作用によりSSが分解してしまうと同時に低濃度オゾンマイクロ・ナノバブルの作用により、浮遊性の微生物活動は阻害される結果、処理水にはMLSSが殆ど発生せず、ほぼそのままでの放流が可能となる。油・油脂が完全に分解処理され悪臭・臭気が派生していないのはいうまでもない。
・2016.11
長岡食肉センターより、排水処理改善の相談を受け、調査を開始。
・2016.12~2017.2
オゾン+マイクロ・ナノバブル+活性炭担体による技術開発と共に、高効率な排水処理システムの提案を行い、基礎データ蓄積のためのラボ試験や新たな設備設計を行い、見積書を提出する。
・2017.6
契約書を締結
・2017.10
工事着工~第1号機を納入
・2017.11
設備稼働~引き渡し
・2018.6
新潟県水質基準合格
・2019.9 最新水質検査結果
以下の通り、基準値を大幅に下回っている。
〇最新の公的水質検査データ
B)化学工場排水処理におけるYJノズルの画期的効果例
〇排水処理の対象
化学品製造業 廃水処理設備
〇従来の問題点および課題
排水処理の原水槽、調整槽等における悪臭・臭気対策、ベントナイト凝集汚泥および活性汚泥の余剰汚泥の発生の抑制
〇排水処理の概要
排水処理水量150㎥/日 凝集前処理後の調整槽 BOD7000mg/ℓ
原水槽100㎥ → 凝集処理 → 調整槽100㎥ → 嫌気槽 → 曝気槽 → 沈殿槽
〇今回の改造内容
マイクロ・ナノバブル発生装置を排水処理設備の原水槽、調整槽に各々1基設置
排水処理設備の原水槽、調整槽へのマイクロバブルYJノズルの設置で画期的な悪臭・臭気改善、汚泥減容に今回成功した。この好結果をうけ、今後は排水処理設備の曝気槽を従来のブロワによるディフューザーから低振動、低騒音、省エネルギーなマイクロバブル「YJノズル」の曝気に変更することで大幅な省エネルギーおよびブロワの撤去による振動、騒音の管理対象削減による省力化など、更なる排水処理設備改善を近々実施予定である。
C)臭気(悪臭)低減、BOD・電力削減効果 BOD・電力が1/3に低減!
臭い(臭気)の低減、大幅な省エネ、BODの低減などがマイクロバブル発生装置「YJノズル」導入により、排水処理設備において実現した導入実績例を以下に紹介します。
〇排水処理の対象
食品(寒天)製造工場 I社(長野県)排水処理
〇従来の問題点および課題
調整槽における臭気(臭い)、BOD負荷の低減、曝気動力の削減、水質改善および処理能力の増強
〇排水処理の概要
マイクロナノバブル発生装置YJノズル「YJ-40-inline」(流量1250ℓ/min)およびノズル吸気部に空気改質器AIR040を、調整槽(5.5kw循環ポンプ)に2台設置し、臭気対策、BOD前処理を行う。
上記は実証プラント「長岡食肉センター」のフロー図です。
調整槽に設置された汚水でも目詰まりのないファインバブル発生装置YJノズルから、オゾン+マイクロ・ナノバブル(ウルトラファインバブル)を放出させ、最も強力な酸化力を有するオゾンが大量のOHラジカルを発生し、バブルの圧壊作用とあいまって有機物を物理的に分解します。
オゾンファインバブルにより分解が促進された廃液が、活性炭含有スポンジ担体が敷設された曝気槽へ移行。担体に含有される活性炭の作用によりオゾンファインバブルが酸素に変化し、高濃度純酸素供給が担体のマイクロポーラス内で行われるため、通常の曝気以上に微生物が活性化し分解性を高めます。
ファインバブルは水の浸透性を高める効果があり、この結果、担体表層の好気性微生物と担体内部の通性嫌気性微生物の両方が活性化し、有機物分解が促進され、更には両社が食物連鎖を起こす事でSSや汚泥の発生がさらに抑えられます。
流路内の激しい乱流と、その一方、オゾンファインバブルの圧壊作用によりSSや浮遊性の微生物が分解してしまうために汚泥は極少の状態で、沈殿槽を介さず、そのまま河川、水路、海域、下水放流が可能となります。
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